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monasuky

monasukyのJagung Bakar。インドネシアの空の下で鋳金作品を猫と一緒にトウモロコシを焼きながら諦めずに作る、その記録。されど技法、なかれど技術、永い道のり完成は見えると遠のく。

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格好だけは一人前

日本製の溶接エプロンと
Germany Qualityの溶接手袋と
American Standardの溶接マスクと
日本製を偽ったインドネシア製の溶接棒と
中国製のアーク溶接機で、
インドネシア製の鋳物を溶接する。
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Es Buah, 本日のSweet

見かけによらず美味しいカラフルおやつ。
中身は削った氷、スイカ、コンデンスミルク、メロン、パイナップル、寒天、海草、チョコレートシロップ、ゼリー、パパイヤ、食パン、ざくろシロップ、などなど。店によって組み合わせは違うけれど、どこもステンレスのレンゲで食べるのは同じ。
書き出すと奇妙な組み合わせだけど、それがなんとも美味しいバランスでごちゃ混ぜになっておるなり。
びっくりした?

Kerajinan Tembaga, 銅の鍛造村

Boyolali-ボヨラリの西、Cepogoの山奥にある銅製品を作っている村に行ってきた。

庭先で大きな純銅のバスタブを磨いていた人に話しかけてみる。
仕上げにはAsam Jawa-タマリンドで磨く(!?)んだって。それにしてもこのバスタブ、すごく深いのでお湯を溜めるの大変そう、、
どんな家のお風呂に納まるのでしょうか。
 
今度、ブロンズをタマリンドで磨いてみよう。
Saya baru tahu cara cuci karya tembaga dengan asem jawa,deh.

けふは、やすみ。

SIRSAKーシルサック 考察
ドリアンとパイナップルとバナナとリンゴとレモンの美味しい要素を取り出して練ったような美味しいものを、その美味しさが皆にばれない様に神様はオーストリッチの不恰好な袋に仕舞われました。

日本名はなんだっけ?
とげやま れいじ という人が思いついたけど、正解はトゲバンレイシです。
毎日食べようトゲバンレイシ

けふは当たりのシルサックを食べた。

搬入

やっとこさ本日、レンタカーで
馬の作品を搬入してきました。
馬は初めてのドライブにガタガタしていた。

溶接、それは私の今後の課題。
乗り越えねばならぬ技術の壁がある。

けふは、やすみ

馬の足を溶接しなくちゃいかん。
大きな銅の洗濯バサミで馬をつまんで、
アーク溶接機と戦う。
馬の足が一本、かろうじて、付いた、
グラインダーをかけた、足がポロと落ちた。
ああ、どうするの、足は4本。
今日は一本も付かなかった。
搬入は迫る。
「けふは、やすみ」にしたかった。
足は4本。
搬入は、、、

牛のこと

牛は黙って働くものだと思っていました。

炎天下、重い農具を牽きながら右へ左へ、左へ右へ、
文句も言わずに田圃を耕す牛は感情がないように見えました。
お昼休憩の時間には、日陰でお弁当を広げる農夫、そして田圃に足を浸けたままの姿で待つ牛を目にします。
待つ牛は何か思いがあるように見える時と空っぽの時があります。なので、働いている時よりは感情があるように感じるのですが、また仕事が始まるとトラクターになります。日が暮れて仕事を終える時、牛が牽いていた重い農具は農夫が重そうに抱えて、ふたりはぶらぶらと帰ります。
そんな日常の中のある日、村の道で出くわした暴走危険牛。その牛は怒り爆発、牛舎から気が狂ったように飛び出してきて道路を暴走。牛の所有者である農夫は追いかけて行った。「ごめん、許してくれー」と言っていたような言っていなかったような。
立ち止まって振り返った牛は鼻の穴が大きくなっているように感じた。いやなことだってあるのよ、許せないことだってあるのよ、働きたくないことだってあるのよ。黙って働くなんて思わないで。

海は広いな大きいな

ジョグジャカルタの町から南に約30km
Depok海岸へ海の臭いを嗅ぎに行きました。
インド洋に面すこの海岸は大波なので遊泳禁止。
みな、何をしているかというと、
海岸に座って海を見ている。


ああ、ただ、うみ を み て い る。

シロアリの使命

シロアリは人が加工してしまった大地を元通りの原生林にしたいようだ。死んだ木(木材)は土へ返す。土を柔らかくして、全てを土に取り込み大地を平らにする。でもそれはなかなか叶わないので、今、皆で力を合わせて頑張っているそうだ。もう私は諦めてきた。

報われぬ日々

今回は鋳型の焼成で失敗しました。
窯が小さくとも、型は小さくないの
だから、脱ロウと焼成には
もっと時間をかけねば
ならないのだったのだ。
わたしはゴミですゴミです。

働く牛と寛ぐ猫

うちの前で通りがかりの牛を見つめる野良猫ミケ。
何か思うことはなかろうか。

あっ、それをその後ろから見ている私がいた。
何か思うことはなかろうか。

今晩、窯に点火。ああ、眠い。