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monasuky

monasukyのJagung Bakar。インドネシアの空の下で鋳金作品を猫と一緒にトウモロコシを焼きながら諦めずに作る、その記録。されど技法、なかれど技術、永い道のり完成は見えると遠のく。

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ラララ 鋳込みに成功


今日も坩堝が届かないので、3kg坩堝作戦でひとつだけブロンズを鋳込みました。
大成功!♪!
もしかしたら、3kgくらいが私がひとりでやるのに適量なのか?!がんばるなかれ、人には適量がありますと。
前回の鋳込みで今度は火床(ほど)が壊れたので、今日は手作りワイルド火床で鋳込み。真ん中にあるのが、3kgの金属が溶かせる坩堝です。
るつぼつぼ、金属溶かせ、るつぼつぼ。

インシャ アッラー



程よいサイズの坩堝が使えなくなってしまったので、新しいのを注文したのにまだ届きません。来月のふたり展で展示する作品なので、待ちきれないー のです。3kg用の坩堝で1つずつ鋳込むという作戦にでました。何と言う、もたもたっぷりよ。今日の1つはだいたい成功!インシャアッラー
インシャアッラー (Insha'Allah) という言葉、、考え? インドネシアにいた時はあまり好きでありませんでしたが、今、自然とその考えが出てきました。ふしぎ。

思いを馳せた


次の次の展覧会 Domani展のカタログに掲載するために、住んでいた頃のジョグジャの写真を引っ張り出して選んでいたら心ここにあらず、ジョグジャへ行ってしまつた。
外は台風なのに、空は南国の夕陽に染まっているよう
これは2009年自宅前の田んぼの写真。ここはまだある?

実りの秋


工房の柿の木に柿が実っています!青い空にオレンジの柿よ

明日あさっては、ARTS&CRAFT静岡手創り市秋季小屋企画「アキ 花めでる コヤ」です。よいイベントになりますように スタッフさまのがんばりが報われますように

いよいよ今週末です!


今度の土曜日と日曜日は、静岡で開催される
ARTS&CRAFT静岡手創り市 秋季小屋企画「アキ 花めでる コヤ」に出品します。
私は会場へは出向けないのですが、掌サイズの新作10点がもう静岡へ行っています。
すてきな企画になりそうです!晴れますように晴れますように
アキ 花めでる コヤ

イベント終了後「巡回展」として11月2日(日)~11月11日(火)まで、Fossetで展覧会が行われます。
http://fosset.jp

どうぞよろしくお願いいたします。

曖昧な景色 打ち合わせ


11月にギャラリー工+with で開催する二人展の打ち合わせ
漆工芸家の中村真さんとの二人展です
ギャラリーでふたりの作品を持ち寄ってDMを作りました。
すごくいい写真が撮れました
やる気足されました+
早く配りたくなってしまふ 11月15日から20日なり。

タヌキからかと思った


工房の玄関に人参とピーマンのプレゼントが置いてありました。
工房の母屋のお母さんからです、きっと。
うれしかった。
うさぎさんが喜びそうな人参。大事に持ち帰る♪ありがとう♪

Rindu Yogya


なんて懐かしい雰囲気
昨晩、古民家ギャラリーかぐやにてハナジョスさんのワヤン公演を観て、久しぶりにジャワの夜を過ごしました。来年こそ、来年こそ。

やはり、完成は見えると遠のく




それは数日前のこと
坩堝の中で金属が固まってしまいました。

途中で雨にやられたものの、ちゃんと焼き上げた鋳型。
天気さえ良ければ窯で失敗はしなくなりました。

新しい火床も順調で、いよいよ私の日本の鋳造貧乏技法完成なるか!と思っていたのです。すると、坩堝の中の金属は溶けたものの、途中で温度が上がらなくなりコークスを足し足し、延長戦へ。温度は下がる一方。どうしようもなく泣く泣く断念。

鋳込みの途中で諦めたのは、インドネシアで前に一回。
忘れもしないあの悲劇の坩堝割れ事変です。
悲劇の坩堝割れ事変

前から思っていたけれど、鋳造技術というのはちょっとでも調子に乗るといけないのです。うまく行くかもなんて絶対思っちゃだめなのです。図に乗ると、すごいしっぺ返しをされます。これでもかというくらい謙虚に謙虚に、鞴神さまにお神酒を捧げ、坩堝さまに金属を入れてコークスさまに火をつけなければならないのです。



中断したあと、鋳込みをしていた場所をきれいにきれいに片付けました。
猫が荒くれだった気持ちを落ち着けるために、突然する毛づくろいのようなもの。

なんてワイルドな窯


今日の鳩山町の天気は曇りだったので、納品が迫っているし
強行軍で窯をやっていました。
ところが、途中で雷と雨!
まずは送風機と変圧器を室内に避難させる!!
窯には昨日切った庭の枝を乗せて中に雨水が入らないようにするしかない。
窯内の温度は推定400度。どんどん冷えてゆく。ああ無情

どんぐりひとつ頭に乗せて



とりがどんぐりひとつ頭に乗せている間に
庭の柿の木の枝を切りました。
樹齢100年とか!?
柿を拾って食べたら美味しかった。

工房の取材もありました。
Nack5の大野勢太郎さんが来てくださりました。
おお、ラジオと同じ声♪

どんな感じになるのか楽しみです

秋のとある楽しい一日