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monasuky

monasukyのJagung Bakar。インドネシアの空の下で鋳金作品を猫と一緒にトウモロコシを焼きながら諦めずに作る、その記録。されど技法、なかれど技術、永い道のり完成は見えると遠のく。

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おもひで バッハとクラゲ

小学生時代の夏休み、海へ連れて行ってもらった。
そこで海岸に大きな氷の塊を発見
蹴っ飛ばしてみたら、ボヨンとしたのでびっくり。
どうして海岸に氷が落ちていると思ったのかは
不思議であるけれど、その予想外のボヨンとした感触は
こころに残った。

インドネシアで暮らした日々のこと
雨季の夕方、四方は田圃、夕焼け空の下に響き渡るコーラン。
それがバッハの音と重なる時、
決まって、海岸でのクラゲボヨンを思い出した。

人生にはそうやって点と点が繋がることがあります。
それで私は一本の人生を生きていることがわかります。

その時生きていた10歳の人は今生きている私かもしれないということ。

クラゲ+ボヨン=バッハ+コーラン
    クラゲ≒バッハ

    
    ぼよんぼよん
    クラゲぼよん

ただ、夕食にクラゲを食べたので思い出したこと。

ラララ、とりあえず


なんだか展覧会が終わってからのほうが時がどんどん過ぎてしまう。
次の展示に向けて鋳造工房開設を、と思ったけれど、、、
まずは自宅の窓前に屋内工房を作りました。窓からの景色は隣家の庭、網戸が破れているので、蚊が泳いでくる。ははは
とりあえず、ここで絵を描いたり、粘土原型を制作したりできるだよ。えいえいほ~

ありがとうございました


梶浦聖子コテンコテンを無事に終えました。
文字通りコテンコテンになりつつ準備をしたけれど、皆様のお陰でよい時間を過ごすことが出来ました。

たくさんの人々に支えられて制作を続けていられているのだと感謝しています。
これからも頑張るしかありません。今後ともどうぞよろしくお願いします。

梶浦聖子コテンコテン



Seiko Kajiura Koten Koten  ~ハリカミスとただいま~

「思い出のはじまりと終わりを結んで引っぱりました。
すると金色のひもが出てきたので、足の小指に結んでおきました。」

ひさしぶりの日本での展覧会です。インドネシアで制作してきたブロンズの小作品を中心に展示する予定です。空間全体でインドネシアの「いろ」と「におい」を表現できたらいいと思っています。会期中は毎日在廊予定です。どうぞよろしくお願いします。

会期

2012年5月18・19・20・25・26・27日
     12:00~18:00
2週にわたって金曜日、土曜日、日曜日の開催です。

オープニングパーティー 17日(木)18:00より
 パーカッションニスト永井朋生による演奏があります。
 「おりん」を使って展覧会の「いろ」と「におい」に「おと」を加えてくれます。

永井朋生 official website
http://tomoonagai.com/

「旅するおりん」

場所

川越 三番町ギャラリー

川越市南通町14-3-103
tel 049-226-7735

主催 アルテクルブ
協力 アンティーク家具提供 ASLI  http://asli-shop.com/

ブルーシートの上で


よい仕上げ場が見つからないので
結局、自宅の畳の上にブルーシートを敷いて
作品をギコギコ削っています。
花見っぽい。

そういえば、インドネシアのビニールシートはオレンジ色でした。

作品搬入ドライブ

茨城県日立市にある「おあしす内科リウマチ科クリニック」へ作品を搬入に行きました。ここのエントランスに立体作品を一つ、その横に平面作品を一つ、展示させて頂きました。病院を訪れた人と最初に目が合う作品になるかもしれません。どうぞよろしくお願いします。多くの人に作品を見てもらえるのはうれしいです。

展覧会予告 梶浦聖子コテンコテン


5月に川越でひさしぶりの個展を開催します。

主催 アルテクルブ
場所 川越 三番町ギャラリー
日時 5月18・19・20・25・26・27日《金土日曜日開廊》
    オープニングパーティー 17日(木)18:00より

また近くなったらご案内します。
春の川越散策がてら、ぜひ遊びにいらして下さい。

展覧会のお知らせ 手から手へ


縁あって「手から手へ・11、3、2011 震災後のメッセージ」展に参加することになりました。
http://www.zrukydoruky.sk/

ボローニャ(イタリア)とブラチスラヴァ(スロヴァキア)での巡回展で、場所は

_________

ボローニャ展 
会場:市立中世美術館内の石碑館(il Museo Medievale)
   http://www.comune.bologna.it/iperbole/MuseiCivici/museicivici2000ita/collezionimed.htm/
会期:3月20日(火)~24日(土)
          オープニング20日18:30~
_______

ブラチスラヴァ展 
会場:BIBIANA
http://www.bibiana.sk/
会期:3月28日(水)~ 4月28日(土)
_______

ヨーロッパでの展覧会、ぜひぜひ私も行ってみたいのですが
夢叶わず、、。今回は作品だけだけヨーロッパ旅行です。
よい展覧会になりますように。

ひさしぶりのこと


ひさしぶりの日本生活
9年ぶりの冬を過ごす
帰国してもうすぐ3ヶ月
人は私を外国人扱いする
慣れるもなにもない
ここは私の生まれて育った国

梅が咲き始める様子をひさしぶりに見て方南町の商店街を思い出した

ところで、工房がまだ決まりません。
工房の名前はダカーポがいいかな、いや
初めに戻っても困るからダルセーニョがかなと
思ったのだけれど、なんだかそれは恰好つけている
ような気がしてきたので、TADAIMAにしようかと
思ったところで、そもそも名前を変える必要が
ないのではと思えてきた。
Jagung Bakar ジャグンバカールのままで。
日本語に焼き直して「焼きとうもろこし」?
ああ、そんなこといいや
名前をこねくりまわすより、場所を決めないとね。
作品をこねくりまわすより、展覧会を決めないとね。
急がば回れ。チャンスは日々の準備を怠らぬものに訪れるとな。
ららら、にっぽん。

TADAIMA、冬の日本

いろんなことがありました。
ひさしぶりに日本でお正月を迎えました。

長い船旅を経た大きな引越し荷物が無事に届きました。
鋳造道具たちは家の中に入りきらないので、玄関の外に並びました。

インドネシア生まれの馬の背中に雪が積もりました。

いざ日本へ

私にとって実に一年8ヶ月ぶりの日本。
こんなに戻らなかったことはないので、どんな感じがするのでしょうか。
そして、ひさしぶりの冬、8年ぶりの日本生活。まずは工房再開、
制作開始をがんばらねばね。来年の個展開催を目指して。
あ、冬服買わなくちゃ。
人生再出発だと思ってがんばります。
どうぞよろしくお願いします。

バイバイ、ミケ

今日は家の引き払いの日。友人にあげることになっていた最後の荷物が家から軽トラに乗って出てゆきました。それからムラピ山が雲から頭を出してバイバイをしてくれました。ミケは不機嫌で顔を出しませんでした。バイバイミケ、バイブー私の工房

どんど焼き


工房の燃やし場で、竹で作った彫塑台や木材片を燃やしました。
あんなに苦労して作ったのに、、なんて言っちゃあいけません。
彫塑台よ、ほれほれ燃えろ、空高く。

海を越えての引っ越し

とうとう引っ越しトラックがやって来た。
これに乗った荷物は陸路でスラバヤまで、そこから船に乗って横浜港へと向かう。
重さではなくて容量で費用が決まるので、本や鋳物ばかり荷物だとなんだか得した気分。
どこかで作品の乗った船の上空を飛行機で追い抜き、私は日本で彼らを待つのです。
無事に着きますように。
ジョグジャ生活残すとこわずか、空を見て、マンゴを食べて、雨の音を聴く。
はじまりがあるから終わりがある。出会いがあるからバイバイがある。

お世話になりました。

ジョグジャに来た当初に購入したグラインダー。
日本とインドネシアは電圧が違うので、これも日本行きの荷物に入りません。
以前使っていたグラインダーの2倍うるさいゴーゴーグラインダー、お世話になりました。

ドタンバ制作

土壇場でも、この型にはどうにか石膏を流して、日本へ連れて帰るのだ。
来週出発する国際引越し便に乗っけるのだ。
負けるな、最後の制作がんばるのだ、、、