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monasuky

monasukyのJagung Bakar。インドネシアの空の下で鋳金作品を猫と一緒にトウモロコシを焼きながら諦めずに作る、その記録。されど技法、なかれど技術、永い道のり完成は見えると遠のく。

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本日失敗作穴埋め大作戦ノ日

ロウ付けしたり、溶接したりしても
うまくいかなくて、挙句の果てに
指を火傷したので、いやになって
外に出たら、三毛猫がアゴが外れんばかりの
大あくびをしながら、転がっていたので
いろんなことは、もういいやと思ってしまった。
オロナイン、オロナイン、インドネシアのバンドエイドは色が濃かった。
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Wayang Kulit

思へばジャワに惹かれたのは
ワヤンクリッがあったから。
美しいデフォルメ
鮮やかな彩色
今を生きる伝統芸能
表裏一体

遠くに暮らす皆様へ
ワヤン・デジタルで少しでもこの魅力を。 TABITO

ドアを開けると世界に入れて、WAYANGのタグの中にワヤンを動かしてみるコンテンツがあります。スペースキーと矢印キーで動かすと、たのしい。

二度あることは三度目の正直

今日の鋳込みは二回の失敗を繰り返した作品の三回目。
結果はなんとも言えず、成功したようなのだけど
ワイヤーブラシで磨いてみたら、上面にいくつか穴が開いているだよ。でも、直せないという訳でもないような、、石膏型から三回目の蝋原型を取ったので、なんだか形が甘いようなそうでないような、、しかし四回目を作れば形はもっと甘くなるのでござるよ。Insha'Allah.

てててて停電

ブロンズが熔けてきて
もうちょっとで鋳込みという時に
ブロアーが突然止まった。
扇風機で代用しようとしたってだめ、
足踏み鞴でしゅこしゅこしてみたけれど追いつかず、
ああ電気、電気、電気
電気様、金属熔解中だけは止まらんで下され。
原始的な設備だけで制作していた気分だったけれど、結構現代的だったんだ。

肩透かし

今日は鋳込みの予定だったのに
朝から雨。乾季なのにね。
青空吹きのJagung Bakar
雨では戦はできぬ。

玄関前でブロアーの真似をする猫

60時間火の旅から

60時間考えてみたけどわからない。
小さい黒猫は死んでいなくなっちゃった。
かわいい外見はあったのに、
中身がどこかへ行っちゃった。
どこへ行くのか、
どうして外見は置いてゆくのか
わからない。
外見は庭の木の下の土の中にいるのに
もういないことが
よくわからない。
不思議だけどみんなそうみたい。
猫の入れ物。
人も入れ物。

Jogja Art Fair - Opening Party

Pembukaan ART|JOG|10"Indonesian Art Now:
The Strategies of Being"
Jum'at, 16 Juli 2010.jam 19.30 WIB
di Taman Budaya Yogyakarta.
Dibuka oleh: Bpk. Deddy Kusuma. Musik: Melancholic Bitch & The Monophones

明日から鋳物作品をひとつ出品しているJogja Art Fairが始まります。ジョグジャカルタ市内のTaman Budaya Yogyakartaにて。
明日16日は夜19:30よりオープニングパーティーが開催されます。入場無料

生型鋳造工房

ジョグジャカルタの南、Kasihan Bantul にある生型鋳造工房へ。
鋳型材は砂ではなくて、土に海岸の竹の根にある何とかという成分を配合したものである。その「何とか」が大事であるが、忘れてしまった。
どうして火床の番をそんなに軽装でするのだ?

気をつけろ
火の粉は危ない
あちちちち

Toko bahan batik - バティックの材料屋

大きな缶に、パラフィン、マイクロ、松脂、MALAM(バティック用に配合された蝋)が一キロごとに袋に入って売っている。今日はMALAMを2kgとパラフィンを1kg購入。
MALAM Rp,15.000-/kg, Palafin Rp,20.000-/kg

バティック用の蝋屋なので、毎度、お店のおばあちゃんにどんな布に染めるのか(絹かコットンか、、)聞かれます。「ロストワックス鋳造に使います」と答えると、いつも難しい顔をして黙ってしまうので、今回は「絹です」と答えてみました。うれしそうでした、へへ。
絹の布にバティックしてみるかに?

Art is long, life is short.

「二度目の失敗にはさすがにがっくりした。一度失敗したものをもう一度作り直すのは、新しいものを作る以上に疲れる作業だと感じた。」

- 5月の報告書の中から -

 およよよよよよ

粘土原型、三種の神器

1、ジョグジャの粘土屋さんで5本セットで買った掻き出しべら - 他の4本はもげて壊れた。

2、日本から持ってきた黄楊べら(ツゲのヘラ) - 大学に入る前に通っていた美術予備校の売店で買った。

3、折れた金鋸の歯 - たぶんこの折れ加減がよい。

いろいろな道具を持っているのに、なぜか粘土原型はこの3本で完成する。

がんばれ、ミケネコ

たまにうちにやってくるふくろうが
三毛猫の子猫を持って行っちゃったみたい。
ミケは落ち込んで、すっかり食欲もなくなって
泣いているので、私も悲しくなった。

クロが残った。