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monasuky

monasukyのJagung Bakar。インドネシアの空の下で鋳金作品を猫と一緒にトウモロコシを焼きながら諦めずに作る、その記録。されど技法、なかれど技術、永い道のり完成は見えると遠のく。

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え?


自分の見たもの、感じたものだけを描こうと心に決めて描き始めたものの、
気が付けば、しまうまなど登場していて、うそばかり連ねていることに驚く。
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おもひで バッハとクラゲ

小学生時代の夏休み、海へ連れて行ってもらった。
そこで海岸に大きな氷の塊を発見
蹴っ飛ばしてみたら、ボヨンとしたのでびっくり。
どうして海岸に氷が落ちていると思ったのかは
不思議であるけれど、その予想外のボヨンとした感触は
こころに残った。

インドネシアで暮らした日々のこと
雨季の夕方、四方は田圃、夕焼け空の下に響き渡るコーラン。
それがバッハの音と重なる時、
決まって、海岸でのクラゲボヨンを思い出した。

人生にはそうやって点と点が繋がることがあります。
それで私は一本の人生を生きていることがわかります。

その時生きていた10歳の人は今生きている私かもしれないということ。

クラゲ+ボヨン=バッハ+コーラン
    クラゲ≒バッハ

    
    ぼよんぼよん
    クラゲぼよん

ただ、夕食にクラゲを食べたので思い出したこと。

ひさしぶりのこと


ひさしぶりの日本生活
9年ぶりの冬を過ごす
帰国してもうすぐ3ヶ月
人は私を外国人扱いする
慣れるもなにもない
ここは私の生まれて育った国

梅が咲き始める様子をひさしぶりに見て方南町の商店街を思い出した

ところで、工房がまだ決まりません。
工房の名前はダカーポがいいかな、いや
初めに戻っても困るからダルセーニョがかなと
思ったのだけれど、なんだかそれは恰好つけている
ような気がしてきたので、TADAIMAにしようかと
思ったところで、そもそも名前を変える必要が
ないのではと思えてきた。
Jagung Bakar ジャグンバカールのままで。
日本語に焼き直して「焼きとうもろこし」?
ああ、そんなこといいや
名前をこねくりまわすより、場所を決めないとね。
作品をこねくりまわすより、展覧会を決めないとね。
急がば回れ。チャンスは日々の準備を怠らぬものに訪れるとな。
ららら、にっぽん。

TADAIMA、冬の日本

いろんなことがありました。
ひさしぶりに日本でお正月を迎えました。

長い船旅を経た大きな引越し荷物が無事に届きました。
鋳造道具たちは家の中に入りきらないので、玄関の外に並びました。

インドネシア生まれの馬の背中に雪が積もりました。

いざ日本へ

私にとって実に一年8ヶ月ぶりの日本。
こんなに戻らなかったことはないので、どんな感じがするのでしょうか。
そして、ひさしぶりの冬、8年ぶりの日本生活。まずは工房再開、
制作開始をがんばらねばね。来年の個展開催を目指して。
あ、冬服買わなくちゃ。
人生再出発だと思ってがんばります。
どうぞよろしくお願いします。

お世話になりました。

ジョグジャに来た当初に購入したグラインダー。
日本とインドネシアは電圧が違うので、これも日本行きの荷物に入りません。
以前使っていたグラインダーの2倍うるさいゴーゴーグラインダー、お世話になりました。

干乾びたチャベ

庭にあるチャベ(唐辛子)の苗から
以前喜んで収穫した一本の唐辛子。
料理に使おうと思っていたのに
すっかり忘れていて、冷蔵庫で干乾びていた。
やせっぽっちのチャベ。
ああ無情。

作品のドローイング

先日の展覧会に地元の小学生が押し寄せました。
彼らの課題は展覧会を観て、自分の一番好きな作品を描くこと。
これは私の馬の作品を描いてくれた子のプリント

なるほど、馬のタテガミが黒い