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monasuky

monasukyのJagung Bakar。インドネシアの空の下で鋳金作品を猫と一緒にトウモロコシを焼きながら諦めずに作る、その記録。されど技法、なかれど技術、永い道のり完成は見えると遠のく。

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インゴットケース

鋳込みの際に坩堝に余った金属を流し込む入れ物。
Jagung Bakar 愛用のもの
1、 お菓子を焼くための鉄製のパン。たこ焼みたいなかわいい金属ができる。
2、 牛のステーキ皿。約2.3kgの平べったい板ができる。下に付属の板を敷くとお洒落。持ち運び用のヘラも付いてます。

因みに、インドネシアの鋳造工房では余った金属は穴を掘って砂の上にそのまま出しちゃいますが、私はそれが気に入りません。ブー
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間一髪とうもろこし

今日の鋳込みが終わり余熱でとうもろこしが焼き上がったと同時に、大雨が降り出して、工房は池、火床は水没しかけました。間一髪でとうもろこしまで焼けてよかった。今日も美味しかった。

つけっぱなし

シロアリ退治のために撒いたBaygonが効いてしまったのか、
トイレ前の床に蛍が倒れていた。お尻の電気はつけっぱなしだったのだけど、そういうものなのかな?
インドネシア語で蛍はKunang-kunang クナンクナン。

さて、今晩は徹夜で窯を焚きます。予定は40時間。

予告通り

ホームページの作品集のページをリニューアルいたしました。WORKSのアイコンからどうぞ。
http://monasuky.shime-saba.com/

“作品の写真が散らかっていて、その中から気になる色合いのものを手に取って見てみるような”という構想です。
写真を見たら、猫ちゃんをクリックすると元に戻ります。
なな、この猫、今もって名前はまだない。

準備が出来次第、今後枚数を増やしていく予定です
どうぞよろしくお願いいたします。

壁、粉砕の日

シロアリに食べられたうちの木の部分を取り替えるために、大家が呼んだ職人が、今朝登場したと思ったら、木の辺りのコンクリートごとブチノメシテぶち壊した。それはそれは突然の轟音と共に始まり家中瓦礫まみれにいたしました。続きは明日ということですが、これはシロアリ問題の根本解決に繋がるのか?

ひとだんらく

体調を崩したので日本に帰って入院したりしていたら、
随分と遅れをとってしまったので、
ほれ走って追いかけ追いつけほいほい
ということで、手始めに一ヶ月ブログ月間をやってみました。
     
       Time is gone.
いつかインドネシアで制作だけに明け暮れたこの日々を
思い出す日が来るのだろう。
と、病院のベッドで思ったものです。
日々思うことはどんどん流れていってしまう。
流れていってしまえばいいことかもしれないけれど、時々とっておくのもいいことかもしれません。

     記録
鋳造工程の記録は大事です。
人生は成り行きなんだから、作品だけは成り行きで作らないでね。
ー はい。がんばります。 

ブログ月間お付き合いありがとうございました。

宝探し

古地金屋の金属の値段がまた上がった。
真鍮 Rp.44,000-
ブロンズ Rp.125,000~Rp,150.000-
 
真鍮の地金は熔かすのがもったいないお宝が出てくるから多めに購入しなければなりません。
今日のお気に入りは黄金のカバと猫とヒョウ。
残念なのはどれも上半身しか入っていなかったこと。
ひとつあった下半身はどうやら別の動物のものでした。

なんということよ、400円とな

なんということよ
ジョグジャのMirotaというおみやげ物屋で高さ18cmの美しい鋳物をRp.40,000-で買いました。驚きは値段にあらず、なんと厚みが均一に1mm以下なのです。ロウで原型を作っているのは確かだけど、どこでどうやって鋳造しているのかな?
店員に尋ねてみたら「これは売れずにずっとここにあったから、知らないよ。」とのこと。
最近入荷したものだって知らないんじゃないの?
あっちこっち探せねばならないものを見つけてしまつた。

インカ式窯建て

インカ式というのはうそだけど
これは最近行き着いた燃料が豆炭と木炭の時の窯建て法。窯の真ん中に窯の奥に通じる送風用の通路をレンガでこしらえる。
乙ですねぇ。

Semangka-西瓜

すいかの母はすいか
という夢を見ました。
蛙の子は蛙という意味かもね。
すいかにも母はいるはずだけど、
それは同じ形のすいかで、
その中に入っていた黒い種のひとつがまた
すいかになったのか。
ああ、みんな同じか。
スイカスイカ。

スマイル チョロン

大きいのが「湯口」、金属が注ぎ込まれるところ。
インドネシア語ではCorong。
小さいのが「あがり」、金属が注ぎ込まれた時にここから鋳型の中の空気やガスが出てくる。
インドネシア語ではSaluran Angin。

空の欠片アイコン

ホームページを更新しました。
http://monasuky.shime-saba.com/
PROCESSのページでは、ロストワックス鋳金作品制作の過程を公開しました。現在進行中の作品なので、追って更新していきたいと思っています。
どうぞよろしくお願いします。

ジグソーパズルの最後のひとつを嵌めるように、アイコンが空に嵌ったりして。
桃栗三年柿八年。

恋愛小説


その馬は背中に乗った女に
一目惚れして動けなくなってしまった。
女は行き先に人参を掲げたが、
馬は見向きもしなかった。
馬は日がな一日彼女を見つめた。

いつか帰る日のことを思いながらの暇つぶし

日干し煉瓦を石でごちごち叩き潰して粉にします。石膏と砂と混ぜてロストワックスの鋳型の材料にします。

インドネシアの工房の鋳型(砂+石膏)に納得がいかなかったので、なんとなくやってみたら良すぎて止められなくなりました。通気性が良くて、鋳型が作り易くて、丈夫で、そして割り出し易くて、再利用し易い。

ごちごち作業はつらいけど、こんないい鋳型剤ありませぬ。日本に持ちて帰るべきか、いや、飛行機の預かり荷物は20kgまで、他にもっと大事な荷物がございます。

湯道の日


湯道を半田ゴテでつける日。
後ろにはマンゴの木、
その後ろには洗濯物、
下にいるのは工房のペットのライオン。
名前はアロンソ、素材は陶、用途は貯金箱。
最近、剥げてきた。

暇なひとり旅

なんで鋳金はこんなに時間がかかるのだろうか。
こんなに手間をかけてまで作るものだろうか。
そもそもなんでこんなことしているんだろうか。

この時間が作品が作品になるために必要な時間であり、そして、
あれ?わたし暇なのかな?暇だからこんなことしているんだっけ?
ああ、暇、暇、暇なんだ。やったね。

MALAMで蝋型制作

買い置きしてあったシリコンゴムを使おうとしたら付属の硬化剤がひとりで硬化していたので、諦めて石膏で型を作った。硬化剤は硬化させるものだよ、硬化しちゃだめだよ。肌はパラフィンと松脂を混ぜた蝋、裏打ちはバティック用のMALAM(マラム)という蝋をそのまま使った。きれいに外れるといい。

明日のおやつ

SIRSAKーシルサックという果物、これ日本にない。
日本語では「トゲバンレイシ」と言うそうです。
オーストリッチみたいな肌で、中身は白くて甘い。

そういえばアフリカマンゴ、美味しくて大変でした。
アフリカにはこんなに大きくて美味しいマンゴがあるのか、、
ドライマンゴのまだドライでない味がしました。
きっとドライフルーツの原料になっているんだね。
アフリカには大きいのがいっぱいあって食べきれないから、ドライフルーツにするんだね。
ね?