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monasuky

monasukyのJagung Bakar。インドネシアの空の下で鋳金作品を猫と一緒にトウモロコシを焼きながら諦めずに作る、その記録。されど技法、なかれど技術、永い道のり完成は見えると遠のく。

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春、待ってたよ


今朝、工房に着いたとき、春の工房の嬉しさがこみあげてきて、写真を撮りました。
本当に冬が寒くて辛いので、この「春の心!」東京に暮らしていた時には感じることがなかったです。花が咲いて、鳥が来てくれて、ストーブの横でなくても生きた心地がするのです。
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次の作品


あー やっと頭。いつ足まで行くんだろ?
この種類の作品は頭から出来て、どんどん下に下がって来て、太もも、すね、足先で完成します。
まだ生まれ始めたばかりです。

DNA


ガラスのパーツに閉じ込める金属部分を作っています。
二重螺旋を平行にロウ付けしていく作業。
神さまもDNAの原型作るの大変だっただろうな。

ロストワックス鋳造のワークショップ


ロストワックス鋳造のワークショップを開催します。
場所は、埼玉県比企郡鳩山町の私の工房です。1月に2回開催すると公開していたのですが、タイミングよくないようで、、2月以降に延期にしました。
日程は2月28日(日)と、3月13日(土)です。
ワックスで原型を作って、耐火石膏で鋳型を作って、薪ストーブで型を焼いて、鋳造します。型を焼いている待ち時間にはイカ(の骨を使った鋳造)鋳造もやってみれるようにしました。

10時から夕方(型の大きさなどによって変わる)、2つの作品の材料費込みで¥6,000です。
定員は4名。駐車場4台分ありマス。最小催行人数2名
☆予約制 ご予約は私にメールでお願いします。

2月28日 あと1名
3月13日 あと3名 お待ちしていまーす

時計型薪ストーブに雨乞い


わっほーい!わっほーい!ストーブが着いた❗
工房改装した時の木材ゴミが燃料になって、暖かくて、コーヒーも沸かせて、素晴らしい設備!

他に今日変わったこと。
近隣のカラスたちがピカピカの煙突が気になるって騒いでるし、連れ立って見に来る。
雨水タンクの水が底を尽きました。。最近雨降ってないもんねぇ。。

でも面白いから全部いい。

ストーブがつくよ!


香炉の蓋を磨きながら薪ストーブの煙突設置工事の準備。
上の窓にめがね石(壁に煙突を通すための耐火の石)をはめることにしました。めがね石はセメント(鋳型材、アンツーカをまぜまぜした)で鋳造してます。そう、ここは鋳造工房。

これでいいのかな、、、

セメント仕事をするとどうしても最後に小石を埋め込んだり、貝を嵌めたり飾り付けしてしまいます。私は原始的に工芸家なんだと思う。

時計型薪ストーブ


この机のあるスペースに薪のストーブを作ろうと思っています。
ロストワックス鋳造のワークショップをこの工房でやって、脱ロウはストーブで。目標年内設置、ワークショップは1月!
おやつも焼けるかな?

猫とつばめ


工房の奥の部屋を改装しているので、他の部屋に道具と作品が集結しています。こんな中でも熟睡しているねこちゃんが。。

今日は床下の小さな6つの通気口をセメントで塞ぐ作業。一つはガラス窓を入れてみました。小さなカーテンも作らなくちゃー♪

窓を開けた隙に今度はツバメがご夫婦で!
やっぱりここに決めた!とのこと。ここは室内なんだよ!いう私の説明には、聞く耳持たずの様子。

インドネシアの方から飛んで来たそう。ヤダ、ココロ動かされるじゃないか。
ここは動物園だと思えばいいのかな?

燕と雉鳩


工房で窓を開けて作業していたらツバメが入って来て、部屋中飛び回って調査して、「ここに決めた!」と言いました。
嬉しいけれど、四六時中窓を開けられないので、お断りしました。

自宅には雉鳩が巣を作りました。こちらは室内でないので歓迎。
いろんな生き物が来てくれるなぁ

ドドーンと


工房は築50年以上? 抜けそうな天井、壁の穴、落ちる床。
アライグマやハクビシン、ネズミの共同作業で勝手に解体作業が進められていました。私は使ってるのに!
昨年末に工房のメインの部屋で重量級のコンクリートの作品を作ったら床が抜けて、一大決心したのです。
屋根の穴を塞ぐ修復工事とともに、床と壁を抜きました。
未知の体験です。

映像制作


次の個展ではいろんな素材が出て来るので、最近毎日違う素材に向き合っています。年始年末はこの猫と向き合って映像作品を作っていました。目が開くシーンのコマ取り。秘密だけど、まぶたはマスキングテープ。

全力な年末


「大きな手」作品は原型が出来たけれど、一人で動かせそうも無いので「奈良の大仏鋳造作戦」の真似をすることにしました。今回、鋳造はブロンズではなくて、セメント!

型を3段に分けて、下から順繰りに鋳造して行きます。

Salam


粘土を追加で20kg買って作っています。(Amazonでアウトレット水粘土を発見したのです!)40kgの粘土で出来た握手の手。
倒れて来ても死なないけど、心と身体が痛いと思う。
次の工程は過酷な労働になりそうですが、居眠り猫やワガママウサギに励まされてがんばれそうです。

どんな時もスイスイ寝ています。

鳩山町のそのつもりパン


鳩山町で美味しい天然酵母発酵パンを作っている「そのつ森」さんが、町内のもっと広々素敵な場所に移転。これを機に店名は「そのつ森」から「そのつもり」に変更するそうです。
私の任務は看板制作。
「そのつ」の字は、手描きの前店舗の看板の字を引用、そして「も」と「り」はオーナーご夫妻が新しく一文字ずつ書き下ろしました。それを粘土で模刻して型取りして真鍮に鋳造しました!
真鍮は味が出てくると思うし、朽ちないし、「そのつもり」にピッタリ。
まだ取り付け方を検討中。
新店舗オープンは8月中みたいです。
パン買いに みんなで行こう そのつもり

蒼鉛色の空のもと、生まれし瞬間


耐火石膏の鋳型に蒼鉛を流して、全部が固まる前に流し出しました。
※蒼鉛=ビスマス

湯口をハートにした意味はありません。
むしろゴミが乱入したような。。

壊れたけど、愛おしい。
こどもに見せたら、「死んでない!生きてるよ。生きてるけど苦しいと思う。」と宣った。

残念無念


鋳造に失敗して、2日間かけて焼いた型は思ひ出となりました。
そういうこともあるので、気を取り直してススメ。。

鋳込みの準備は満を持して
ルツボに少しだけ釉薬を塗ってみたのが駄目だったのかい。
遊び心は時に失敗の始まり。
恒例の、「もう鋳造は辞めようと思う」一日間が過ぎました。