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monasuky

monasukyのJagung Bakar。インドネシアの空の下で鋳金作品を猫と一緒にトウモロコシを焼きながら諦めずに作る、その記録。されど技法、なかれど技術、永い道のり完成は見えると遠のく。

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脱蝋できたかな


今日は窯焚き

鋳型の中に入っている原型の蝋を流しだして、型を焼成します

燃料は、インドネシア式、木炭。
ホームセンターで豆炭が安かったので、最初は豆炭で窯を温めました。
お値打ちの木炭を通販で買ったら、made in Indonesia の箱が届きました。
なんだか知り合いに会った気分。
また、あなたですか。お久しぶりです。毎度お世話になります。

きゃー、猫!


工房でグラインダーを使ったら、猫がびっくりして逃げてゆきました。
なんで、部屋の中に猫がいるの?!
いつからいたのかい?
白で尻尾がグレーのシマシマ子ちゃんでした。

猫の写真は撮れなかったので、インゴットの写真です。
大きすぎて坩堝に入らないので、切っています。

見た目よりずっと重労働、寒いときにやると暖かくなれる

ひとり窯建て


たった一つの型を焼くための窯をレンガで建てる
あーあ、どうなることやら。
インドネシアから持ち帰ったブロアーを使うために買った変圧器がまだ届かないので、
鋳込みが出来ません。おーい、へんあつきー へんあつきー へんあつしておくれー
ドライヤーで代用してしまうべきか、待つべきか、それが問題だ

釘うさぎ


うさぎの頭に釘を刺して、中子(中側の型)と外側の型がずれないようにします。
笄(こうがい)
これは昨日の仕事。今日は寒くて寒くて逃げ帰って来た。ああ無情

掃除日和 真っ黒くろ助をやっつける


工房の一室は和室です。
今日はここを掃除して、床の間に坩堝(るつぼ)を並べました。
部屋の雰囲気に合わせて、ちゃぶ台を中古屋さんで840円で買いました。
でかした、ちゃぶ台!
掛け軸の日焼けあとが、トトロのおうちと同じだ。
床の間には坩堝ではなくて、やっぱり鋳物を飾ったほうがよいかしら

湯道


西日を浴びて、湯道をつけています。
湯道とは(ゆどうではなくゆみち)溶けた金属が流れる道です。
ひさしぶりだと楽しい作業。

眩しいな
湯道付け付け
楽しいな

飛ばない飛行機


ハクビント鋳造工房はじまりのお祝いにプレゼントをもらいました。
西日の入る窓の前にある机に置いて、ただただ見てしまう。
飛ばない飛行機に乗って、旅ができるよ。
大切にします。うれしい

ロウ原型テーブル



今日は蝋の原型を作るための場所を作りました。
だんだん制作スペースが出来てきたけれど、床がベコベコしているので困っています。
歩いていると今にも底が抜けそうなところが数箇所。
突然、足が床に入っちゃったらどうしよう。床下に住む動物もびっくりするだろうに。
わー!あしだー!!って。

仕事はじめ


ずっと掃除をしていては肝心の制作が進まないので、ここらで掃除は諦めて制作をし始めてみることにしました。
一番暖かそうなところに机を置いて、ロウ付けをしてみたら、明る過ぎてバーナーの炎が見えませんでした。冬は日当たり良好なところで、夏は涼しげなところへ、机を移動して制作する計画。
帰りに野っぱらでタヌキの二人連れに会いました。あれ、タヌキ?巨大なモグラみたいな、、ちょっとモップみたいで、腰が抜けた犬みたいで、怯えた顔をしていました。
ところで、工房の名前はハクビント鋳造工房です。工房の話をしていて、母に「ハクビシン」ってどういう生き物?って言われました。もしかして、ハクビシン工房だと思ってる?

夜鍋して石膏取り


新しい工房を掃除する日々
家で作った粘土の原型を運べないので夜鍋して石膏取り
家で制作していると、夜鍋して制作できるのは魅力
石膏をあんまり散らかせないのは大変

今日、工房で何か動物を片付けました。
小鳥の抜け殻を見つけたときは、怖かったけれど
哺乳類じゃないだけまし と思ってました。
今日は哺乳類か、、
誰か助けてーといいながら、誰もいないのでひとりでどうにかしました。
インドネシアでいろいろな動物と戦ったあの日々がなかったら
無理だったかも。インドネシア生活でちょっと強くなったかも。

狸か狐かアライグマか
成仏してくだされ

ヤモリがいっぱいいます。ヤモリはヤモリだもんね。

工房引越ししたいのだけれど、雪でなかなかよいタイミングがないです。
雪やこんこ、あられやこんこ





人に歴史あり家に歴史あり


ハクビント鋳造工房
こんなところです。

昭和40年代の生まれ、木造平屋。雪国の屋根、だから雪が似合うのです。



このテラスに雨水タンクを置こう。石膏取り場にします。



日当たり良好 なんだか懐かしい廊下 穴が開いてます



お気に入りの暖炉風ストーブスペース。
掃除して少しづつ修復してきっと素敵な工房になります。



この出会いを大事にしようと思う ありがとう

裏に蔵


2月から新しく工房を持つことになりました。
ちなみにこの写真は新工房ではありません。
借りた工房の掃除をしていて、裏の窓を開けたら見えた景色です。
わっ、蔵!!と思いました。これぞ蔵。
工房にはまだ、真っ黒くろ助がたくさんいます。
アライグマの走り回った痕を消したり、アライグマの破った天井を補修したり、小鳥の白骨を見つけてビビッたりしている日々です。
小鳥の白骨は怖い、美し、儚い、感じでそのままにしてあります。
アライグマが気に入って暮らしていたようなので、アライグマ工房にしようかと思ったけれどアライグマには出て行ってもらわなくてはならないので、名前は「ハクビント鋳造工房」にしました。早く使えるようにきれいにしたいです。
みなさま、遊びに来てね。