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monasuky

monasukyのJagung Bakar。インドネシアの空の下で鋳金作品を猫と一緒にトウモロコシを焼きながら諦めずに作る、その記録。されど技法、なかれど技術、永い道のり完成は見えると遠のく。

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虫虫窯


啓蟄って本当に虫が出て来るんですね。
先日の窯と違って、今日の窯は点火するとワラワラと虫が出てゆきました。熱いよ熱いよーって。
レンガを動かすと虫が飛び出してきたり、薪といっしょにニョロニョロ虫がいたり、飛んで火に入る夏の虫みたいのが窯に入っていったり。一人で窯を焚いてるのにたくさんの生命体と交流しました。

お腹に黒い石を入れて鋳造した動物

黒い石を半分塗料で青く塗って、中子(中の型)に埋めました。
なのに、お腹の中から出てきたのは黒い石じゃなーい!
黒石も塗料だった?茶色?
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お供は鳥


孤独な鋳型焼成の旅から帰りました。
この間、ずっと一羽の鳥が工房に来ていました。
窯を見に何度も来るんです! 私が室内から見てると、窯にかなり近付いて見てました。焼き鳥になっちゃうよー
心配してたのかな、応援してたのかな、温まりたかったのかな。
鳥ちゃんの隠し撮りに成功 吹きも成功するといいな
この子何鳥?

お供は鳥


孤独な鋳型の焼成の旅から帰りました。
この間、ずっと一羽の鳥が工房に来ていました。
窯を見に何度も来るんです! 私が室内から見てると、窯にかなり近付いて見てました。焼き鳥になっちゃうよー
心配してたのかな、応援してたのかな、温まりたかったのかな。
鳥ちゃんの隠し撮りに成功 吹きも成功するといいな

OVEN


久しぶりの窯は遺跡みたいになっていました。

古代エジプト人だってピラミッドをがんばって建てたんだ。と思いながら、必死でここまで運んだ鋳型

地面に着地してからは鋳型転がし作戦。

今日から焼こうと予定してたけど、風が強いので延期。。
火の用心

続き


型の半面が出来たら、裏返します
この段階で推定25㎏、これがここで一人で鋳造する最大かな。

裏に穴。ここから中子を。。

そして全力で立てる ハートっぽい♡

ハートが割れたら困ってしまうので針金で補強してみた

でけた この作業台からどうやって運ぶだ?!

ロストワックス鋳型作り


てて手が痛い
鋳造工程に入ると手がちぎれる。
最初はバンドエイドをして作業し始めるけど、気付くと取れて型に入ってるし、作業中盤だんだんそれどころじゃなくなって来て、最後は石膏が付いた道具をタワシで洗いながら、傷だらけの手もタワシで洗ってるし。右手が弱音をはくので困っている。がんばれ左手。

わーお 大晦日!?


今月のruriroでのロストワックスで作る真鍮のアクセサリー教室での作品です。鋳造ならではの質感と形態で、大満足の締めくくりでした。参加下さった皆さまありがとうございました!
来年はいろいろな手法の鋳造を楽しめるような教室を企画していきたいと思っています。

インフルエンザの看病により、自宅軟禁の1週間が過ぎ、明日から工房へ行きます!と思ったら、もう大晦日かぁー
レゴはもう充分にやったので、明日は工房へ行くのだ!

溶かすブーム


待っていた太陽が来たので、ワックスで作ってあった動物を日に充てて溶かす。
ワックスの配合によっても溶け方が違うし、半田ごてで別付けしたパーツは取れちゃうことが多い。
面白い表情よりおどろおどろしい表情が出てしまうことが多い。
死んでるんじゃなくて抜け殻っぽいのが作りたかったのです。
ま、負けた

龍が埋め込まれた蓋


20度を下回ると私は冬眠したくなるのですが、
11月の個展も決まったので、やるしかない!と思えてありがたいです。
11月9日〜18日 ギャラリー樟楠(さいたま新都心)
梶浦聖子個展「美しい土」
写真はKaimomoの新作。ブロンズで鋳造した龍を電熱器で温めてワックスの板の上に置くというお洒落な制作法を考えました。
アツアツの龍はワックスの中に、ひとりでに埋まっていきました!
これを龍ごと鋳造します。

鳩山の工房で身につけたこと


夏の間は暑すぎて外での鋳造作業が出来ないので、草刈りも手抜きしていると、本当に庭は樹海になります。毎年9月になって死なないくらいの気温になったら鎌一本で庭を切り開きます。
今日は通り道が出来ました!

ところで柿がすっかり食べ頃ですー! こんな鈴なりになるもの??
夕飯は柿。と言いたいところ

台所の換気扇を通って蔦が台所に侵入してコーヒーメーカーを盗もうとしていたのでびっくりしました。面白いので、切らずにコーヒーメーカーを掴むことだけ止めさせました。
自然と面白く付き合うことを学んでいます。

せっせせっせ ロウ原型


やっと、ロウで作った原型が室温でとろけるという事態がない気温になってきたので、ロウで作品の原型を作っています。
石膏の外型はバラバラになっちまいましたが、どうにかなるものです。

Batik(バティック、インドネシアのろうけつ染め)用のロウを使っているのですが、これが最後の最後の1キロ。
あー、買い物にインドネシアへ行きたい。

愛の残り


結婚したばかりの二人が工房へ結婚指輪を作りに来てくれました。嬉しいひととき。二人らしい指輪の原型が出来ました。
私は二人が帰った後に机に残ってたワックスで顔を作りました。
この顔は新作の虫の顔になります。な、なんか笑える

石うさぎの膝小僧


石頭のうさぎじゃなくて、石が好きなうさぎです。
monasukyうさぎが大切に石を抱えています。

海岸で拾って来たものを、一個づつ吟味して、うさぎの耳の角度でどうにか固定しようという計画。耳だけではコロリと取れちゃうのでうさぎの膝小僧も使うことに。
うさぎの膝小僧ってあるのかな?
あ、完成したら「うさぎの膝小僧」ってタイトルにしよっと。

そういうもの


搬出した作品を工房へ運び込んだ時、仮に玄関のテーブルの上に置いたガラスケースがいい雰囲気で、ずっとここにあったみたいな居座り方をしているので片付けないことにしました。
こうやって散らかっていくんだね。

きみと歩いて、きみと泳ぐ


「きみは歩きなよ、ぼくは泳ぐから」鳥に魚が言う

13日と19日のワークショップのサンプル作品も完成しました!
銅とピューターのスプーンです。鍛造あり、鋳造あり、リベット留めありの工程、上手く行くとよいのですが。。

参加者は対象小4以上なので、10歳の気持ちになって作ったワニワニスプーン。(と思ってる)

monasuky架空の動物の秘密 ワークショップ


昨日「架空の動物の秘密」ワークショップをruriroで開催しました。普段やっているロストワックス教室では、鋳造工程や仕上げも体験しますが、今回は原型制作に特化しました。
みなさんが大事に制作したワックス原型は、すごくかわいいですー!
夜、一人でこたつで眺めて楽しみました。これから真鍮に鋳造して、仕上げやブローチにする加工をして、16日以降にギャラリーでお渡しします。喜んでもらえたらいいなぁ

霜柱の使用方法!


型を焼成するための窯は、毎回鋳型の大きさや個数に合わせてレンガで建てます。目止めには土を水で練ったもの(ベトと言います)を使います。
最近は凍ってて水が出ません。そこで畑の土の表面部分を霜柱ごとステンレスボールにスコップで採ります。そして窯の傍らにおいておくだけでベトの出来上がり!♪霜柱って便利ー! 
霜柱を本気で活用してるとこってなかなか無いんじゃないかと思う。今度は水の泡の活用法でも考えようかな?

明日の夕方5時まで焼成。個展に出す大事な作品の型、上手く行きますように。。

長い道のり、って作業工程じゃなくて、本当に長い道のり



昨年、ジョグジャで散歩している時、大きな実んこを拾いました。
実物は持って来れないので、石膏で型をとって、雌型を持って飛行機に乗る!
そして、工房で蝋を流して、そして、そして(中略)完成したのが、このブロンズですー!
とうとう、とうとう! にゃっほーい
タイトルは、「落ちていた床屋」(仮)