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monasuky

monasukyのJagung Bakar。インドネシアの空の下で鋳金作品を猫と一緒にトウモロコシを焼きながら諦めずに作る、その記録。されど技法、なかれど技術、永い道のり完成は見えると遠のく。

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がんばれ、ミケネコ

たまにうちにやってくるふくろうが
三毛猫の子猫を持って行っちゃったみたい。
ミケは落ち込んで、すっかり食欲もなくなって
泣いているので、私も悲しくなった。

クロが残った。

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Es Buah, 本日のSweet

見かけによらず美味しいカラフルおやつ。
中身は削った氷、スイカ、コンデンスミルク、メロン、パイナップル、寒天、海草、チョコレートシロップ、ゼリー、パパイヤ、食パン、ざくろシロップ、などなど。店によって組み合わせは違うけれど、どこもステンレスのレンゲで食べるのは同じ。
書き出すと奇妙な組み合わせだけど、それがなんとも美味しいバランスでごちゃ混ぜになっておるなり。
びっくりした?

Kerajinan Tembaga, 銅の鍛造村

Boyolali-ボヨラリの西、Cepogoの山奥にある銅製品を作っている村に行ってきた。

庭先で大きな純銅のバスタブを磨いていた人に話しかけてみる。
仕上げにはAsam Jawa-タマリンドで磨く(!?)んだって。それにしてもこのバスタブ、すごく深いのでお湯を溜めるの大変そう、、
どんな家のお風呂に納まるのでしょうか。
 
今度、ブロンズをタマリンドで磨いてみよう。
Saya baru tahu cara cuci karya tembaga dengan asem jawa,deh.

搬入

やっとこさ本日、レンタカーで
馬の作品を搬入してきました。
馬は初めてのドライブにガタガタしていた。

溶接、それは私の今後の課題。
乗り越えねばならぬ技術の壁がある。

牛のこと

牛は黙って働くものだと思っていました。

炎天下、重い農具を牽きながら右へ左へ、左へ右へ、
文句も言わずに田圃を耕す牛は感情がないように見えました。
お昼休憩の時間には、日陰でお弁当を広げる農夫、そして田圃に足を浸けたままの姿で待つ牛を目にします。
待つ牛は何か思いがあるように見える時と空っぽの時があります。なので、働いている時よりは感情があるように感じるのですが、また仕事が始まるとトラクターになります。日が暮れて仕事を終える時、牛が牽いていた重い農具は農夫が重そうに抱えて、ふたりはぶらぶらと帰ります。
そんな日常の中のある日、村の道で出くわした暴走危険牛。その牛は怒り爆発、牛舎から気が狂ったように飛び出してきて道路を暴走。牛の所有者である農夫は追いかけて行った。「ごめん、許してくれー」と言っていたような言っていなかったような。
立ち止まって振り返った牛は鼻の穴が大きくなっているように感じた。いやなことだってあるのよ、許せないことだってあるのよ、働きたくないことだってあるのよ。黙って働くなんて思わないで。

海は広いな大きいな

ジョグジャカルタの町から南に約30km
Depok海岸へ海の臭いを嗅ぎに行きました。
インド洋に面すこの海岸は大波なので遊泳禁止。
みな、何をしているかというと、
海岸に座って海を見ている。


ああ、ただ、うみ を み て い る。

シロアリの使命

シロアリは人が加工してしまった大地を元通りの原生林にしたいようだ。死んだ木(木材)は土へ返す。土を柔らかくして、全てを土に取り込み大地を平らにする。でもそれはなかなか叶わないので、今、皆で力を合わせて頑張っているそうだ。もう私は諦めてきた。

つけっぱなし

シロアリ退治のために撒いたBaygonが効いてしまったのか、
トイレ前の床に蛍が倒れていた。お尻の電気はつけっぱなしだったのだけど、そういうものなのかな?
インドネシア語で蛍はKunang-kunang クナンクナン。

さて、今晩は徹夜で窯を焚きます。予定は40時間。

壁、粉砕の日

シロアリに食べられたうちの木の部分を取り替えるために、大家が呼んだ職人が、今朝登場したと思ったら、木の辺りのコンクリートごとブチノメシテぶち壊した。それはそれは突然の轟音と共に始まり家中瓦礫まみれにいたしました。続きは明日ということですが、これはシロアリ問題の根本解決に繋がるのか?

恋愛小説


その馬は背中に乗った女に
一目惚れして動けなくなってしまった。
女は行き先に人参を掲げたが、
馬は見向きもしなかった。
馬は日がな一日彼女を見つめた。

明日のおやつ

SIRSAKーシルサックという果物、これ日本にない。
日本語では「トゲバンレイシ」と言うそうです。
オーストリッチみたいな肌で、中身は白くて甘い。

そういえばアフリカマンゴ、美味しくて大変でした。
アフリカにはこんなに大きくて美味しいマンゴがあるのか、、
ドライマンゴのまだドライでない味がしました。
きっとドライフルーツの原料になっているんだね。
アフリカには大きいのがいっぱいあって食べきれないから、ドライフルーツにするんだね。
ね?

イキモノスキダケドネ、

工房の床に今朝突然、高さ30cmの土山が出現した。棒でつんつんしてみると、中にはシロアリらが住んでいた。その土山と周辺にシロアリ退治薬を霧吹きでシュッシュすると、今度は窯の裏からヘビが出てきた。諦めて、石膏型にロウを流すことにして型を開けたら、クモの子供たちがいっぱい出てきた。雨が降ると、大きなカエルと小さなカエルがどこからともなく出てきて徘徊する。マンゴの木にいつもくっついているカメムシ。生き物好きだけど、こんなにいなくてもいいかも。
昨日、玄関前に作品を展示していたら、猫と羊が見に来た。あああううう。
猫は金魚みたいな匂いがした。

実写ホラー映画

時すでに遅し
シロアリは昨日の日没のアザーンと共に
家のドア枠や窓枠から穴を開けて噴出した。
いつのまにか羽が生えていて、家の中、家の外
構わず幾万ともなく飛び立つ。
柱にできた楊枝の先くらいの穴から
無数に噴射され続ける羽の生えた生き物。
殺虫剤を持っておののき立ち尽くす可哀相なわたし。
隣人はうちを覗き込んで、「うちも昨日やられたよ。
田んぼの近くだからしょうがないね、窓開けたら?」
と言った。
まいりました。
まいりました。
まいりましたー
ぁぁぁぁぁぁx
そそ、そらはあおいのに。

ANTI RAYAP - 白蟻対策

いつのまにか白蟻に竹の彫塑台と家のドアとドア枠を食べられていて中がスカスカになってしまったので、アグリマートという農業専門店に薬を探しに行きました。白蟻は蟻だと思い、「SEMUT(蟻)が木と竹を食べてしまいました。」と説明したところ、「SEMUT(蟻)は通り過ぎるだけで何もしない。木や竹を食べちゃう虫はRAYAP(白蟻)だよ」ということで、RAYAPをやっつけるための薬を手に入れることができました。
なるほど、シロアリは白いアリではない。
中級インドネシア語講座
インドネシア語で白蟻はRAYAPです。忘れずに。

高度2000m 「神々の座」

旅は道連れ。久しぶりにセーターを着て、
古マタラム王国時代のヒンドゥー教の聖地、
ディエン高原へ行きました。
ジョグジャカルタから北西へ
ボロブドゥールを超え、
段々畑を見下ろすウネウネ山道を越え、
Wonosoboを通り抜け、またウネウネ山あり谷あり道を越えた先にあるディエン。
「神々の座」という意味だそうです。
空気の色が違う、霧がせまってくる、光がちくちくする。
Wonosoboの街角で客を待つ白馬の汚れた足が印象的だった。

トントン、ドアノッカー

トントンはドアノッカーだそうです。
実際にはカチカチという金属がぶつかる音がします。
これは舌べろを出した神様です。あれ、魔除けだったかな?とにかく鋳造工房ジャグンバカールの守り神に任命しました。